恋する石けん®を伝えている理由

恋する石けん

〜美しさは、自分で選ぶことから始まる〜

石けんを作れる人を増やしたいだけではなくて

恋する石けん®を伝えている理由。

それは、
ただ石けんを作れる人を
増やしたいからではありません。

もちろん、
石けんを自分の手で作れるようになることは、
とても楽しく、うれしいことです。

色を選び、
香りを重ね、
型から出した瞬間に
思わず「かわいい!」と声が出る。

そんなクラフトとしての喜びも、
石けん作りの大きな魅力です。

けれど、
私が恋する石けん®を通して
本当に伝えたいことは、
そのもう少し奥にあります。

それは、
自分の暮らしに入れるものを、
自分で感じ、考え、選べるようになること。

そして、
その小さな選択の積み重ねが、
自分や家族の暮らしを
少しずつ豊かにしてくれるということです。

母になって、「自分で選びたい」と思った

その原点は、
娘を授かり、
母になったときにあります。

肌にふれるもの。
口に入れるもの。
毎日の暮らしの中で、
家族が何気なく使っているもの。

それらを、
自分でちゃんと選びたい。

そう思うようになりました。

それまでは、
なんとなく選んでいたものが
たくさんありました。

値段が手頃だから。
よく耳にする名前だから。
有名なら安心だと思ったから。
パッケージがきれいだったから。

もちろん、
それが悪いわけではないと思います。

けれど、
そこにはどこか、
「自分で選んでいる」という感覚が
なかったのかもしれません。

「ママの手、お薬みたい!」と言われた日

娘の湿疹に、
カモミールオイルで手当てをしたときのこと。

小さな背中に手をあて、
植物のやさしい力を借りながら、
ゆっくりさすってあげました。

そのとき娘に、

「ママの手、お薬みたい!」

と言われたことが、
今も心に残っています。

その言葉を聞いたとき、
胸の奥で、小さな芽が出たような気がしました。

自分の興味で始めたことが、
家族の役に立つんだ。

好きで学んできたことは、
暮らしに還元できるんだ。

その気づきは、
私にとって、とても大きなものでした。

自分の「好き」は、
ただの趣味ではなく、
大切な人を思う手にもなる。

暮らしを整える知恵にもなる。

そう感じたことが、
恋する石けん®を伝え続けている理由の
いちばん深いところにあります。

暮らしの中に、自分の感覚を取り戻す

そしてその頃から、
私は、暮らしの中で使うものを
前よりも丁寧に見るようになりました。

肌にふれるもの。
口に入れるもの。
家族が毎日、何気なく使っているもの。

それらを、
ただ「よさそうだから」ではなく、
自分で感じて、考えて、選びたい。

そう思うようになったのです。

植物や香り、油脂や素材にふれるようになって、
私は少しずつ、
暮らしの中の選択に
自分の感覚を取り戻していきました。

この香りは、今の私に心地いい。
この素材は、家族の肌に合いそう。
この使い心地なら、毎日無理なく続けられる。

そんなふうに、
ひとつひとつを感じながら選ぶことが、
暮らしを豊かにしてくれるのだと
思うようになりました。

エレガントとは、注意深く選ぶこと

好きな言葉に
「エレガント」があります。

華やかであること。
高価なものを身につけること。
人から美しく見えること。

そんな意味で使われることも多い言葉ですが、
私にとってのエレガントは、
少し違います。

エレガントの語源には、
「注意深く選ぶ」
という意味があるそうです。

美しさは、
たくさん持つことではなく、
自分にとって必要なものを
丁寧に選び取ること。

自分にとって心地よいもの。
今の暮らしに合うもの。
家族に無理なくなじむもの。
長く大切にしたいと思えるもの。

そういうものを、
一つひとつ選んでいく姿に、
本当の美しさが宿るように感じています。

恋する石けん®は、「選ぶ」学び

恋する石けん®は、
まさにその「選ぶ」学びです。

どの油脂を使うのか。
どの植物を取り入れるのか。
どんな香りにするのか。

誰のために作るのか。
どんな季節に使いたいのか。
どんな肌に、どんな気持ちに、
そっと寄り添う石けんにしたいのか。

石けんを作る時間には、
たくさんの小さな選択があります。

そしてその選択のひとつひとつに、
作り手のまなざしが表れます。

自分のために作るときも。
家族のために作るときも。
誰かに贈るために作るときも。

「使う人のことを、恋するように見つめて作る」

それが、
恋する石けん®で大切にしていることです。

かわいい、きれい。その先にあるもの

石けん作りというと、
レシピや技術を学ぶもの、
あるいは、色や形、デザインを楽しむ
クラフトのひとつとして
受け取られることが多いかもしれません。

もちろん、
安全に作るための知識や、
素材の性質を理解することは
とても大切です。

そして、
色を重ねたり、
模様を描いたり、
香りを組み合わせたりしながら、
自分らしい石けんを形にしていく時間には、
クラフトとしての大きな魅力があります。

思い描いた色が出たとき。
型から出した瞬間に、
思わず「かわいい!」と声が出るとき。
香りやデザインに、自分の気持ちがそっと表れるとき。

石けん作りは、
手の中で楽しめる
小さな自己表現でもあります。

実際に、
手作り石けんの魅力として広がっているのは、
この美しさやデザイン性、
作る楽しさの部分が大きいのだと思います。

けれど、
恋する石けん®で大切にしているのは、
その楽しさの、もう少し先にあるものです。

素材を知ること。
香りを感じること。
肌にふれるものを考えること。
季節や暮らしの変化に目を向けること。

そして、
「私はどうしたいのか」
「この人には何が合うだろうか」
と、立ち止まって考えること。

その時間そのものが、
暮らしを自分で選ぶ練習になっていきます。

小さな選択が、暮らしを変えていく

毎日の暮らしは、
小さな選択の連続です。

朝、何を飲むか。
どんな香りで深呼吸するか。
肌に何をのせるか。
手を洗うとき、どんな感触にほっとするか。

ひとつひとつは、
本当にささやかなことです。

でも、
その小さな選択を、
自分の感覚で選び取れるようになると、
暮らしは少しずつ変わっていきます。

誰かに決めてもらうのではなく、
流行や情報に急かされるのでもなく、
自分のからだと心に聞いてみる。

今の私には、何が心地いい?
家族には、どんなものが合う?
この季節には、どんなケアができる?

そんな問いを持てることが、
暮らしを豊かにしてくれるのだと思います。

暮らしを豊かにする力は、手の中にある

だから、
恋する石けん®は、
石けんを作るためだけの学びではありません。

自分の感覚を信じること。
暮らしを丁寧に見つめること。
大切な人を思いながら、素材を選ぶこと。

そして、
自分の「好き」や「心地よい」を、
誰かの暮らしにも役立つ形にしていくこと。

その入口として、
石けん作りがあります。

石けんを作ることは、
暮らしを見つめること。

素材を選ぶことは、
自分の感覚を信じること。

香りを選ぶことは、
今の自分の心に耳を澄ませること。

そして、
誰かのために作ることは、
その人の暮らしに思いを寄せること。

私が恋する石けん®を伝えている理由は、
そこにあります。

美しさは、
自分で選ぶことから始まる。

暮らしを豊かにする力は、
もうすでに、
私たちの手の中にあるのだと思います。


もし、
恋する石けん®の考え方を
自分の暮らしだけでなく、
誰かにも伝えていきたいと感じた方へ。

恋する石けん®ライフデザイナーPro認定講座では、
その一歩を学ぶための場をご用意しています。

恋する石けん®ライフデザイナーPro認定講座について