【恋する石けんStory】くるみ割り人形の演目に合わせて

くるみ割り人形の石けん

くるみわり人形といえば、
クリスマスシーズンに上演される
バレエの演目の代表ですが、

3月にこのバレエ音楽の発表会を予定している
ピアニストの友人の教室。

そこで使う石けんを作りたい♪と
リクエストをいただき、
処方おこし(レシピ作り)を
させていただきました。

当日はそのレシピに基づいて、
ご本人に作っていただくだけです。


こちら↓が完成品です。

ヘーゼルナッツオイル、
スイートアーモンドオイルをメインに
カカオ88%のチョコレートを加えた
石けんとミルク石けんとのマーブル。

クララがお菓子の国へ行った場面を表現しました。 
(イメージ作りは、末尾に。)


チョコレートの踊り、コーヒーの踊り、
中国のお茶の踊り、金平糖の踊り・・・


そして、クリスマスの夜がふけます。
月の光が優しくベッドをてらす・・・

こちら↑は、<ビバルディさん>
ガレット・デ・ロワにしのばせるフェーブ。(空豆の意味)


元々フェーヴは本物のソラマメだったのが、
1870年に陶製の人形が使われるようになったとか。

ガレットデロワとは、公現節(1月6日)に
家族で切り分けて食べるフランスの伝統ケーキで


フェーヴが当たった人は王冠を被り、
祝福を受け、幸運が1年間継続すると言われています。


「ロワ」(王たち)とはフランス語で
「ロワ・マージュ」(rois mages)と
呼ばれる東方の三博士。

そんなビバルディのフェーブを
ひとつだけ石けんに入れています。

演奏しながら、沈んでいくなんて、
タイタニックさながら。
さようなら~!!!! ビバルディ

さぁ、どの石けんを使うと、
このビバルディさんにまた会えるのでしょう。

すぐにはわからないところもお楽しみです。

ピアノの発表会の演目「くるみわり人形」
イメージ作りの過程です。

クリスマスシーズンの恋する石けんを
手を動かし、試作をしながら
思い浮かぶイメージをカタチにするため
処方おこし(レシピ作り)タイム

ストーリーや背景を考え、
使う素材を吟味しました。