【恋する石けん学】色のある石けんの泡の色が白いのはなぜ?

ローズマリー浸出石けん

トップ写真は、ローズマリー浸剤(ローズマリーティー)に
小さくなって使いづらくなった石けんを入れて、
溶かしたもの。ローズマリー石けん液です。

キッチン周りの
お掃除用に使っています。

この石けん液は、赤茶色ですが、
瓶を振って、泡立て、上部に上がってきた泡は
白色ですね。

こちらは、夫用の柿渋石けん。

夏は、メントール結晶を入れて
スースーした感触の石けんに
したてています。

こんなに濃い色の石けんなのに、
泡立てると、こちらも泡は、白色です。

こちらは、恋する石けん入門コースの実習で、
生徒さんが作られた竹炭スワール石けん。


解禁日を迎え、いざ石けんを使うとき、
黒い泡が出てくるかと思いきや
真っ白な泡!!

不思議に思われたという生徒さんから、
ご質問をいただきました。

竹炭の石鹸は、黒いので
泡も黒だと思っていましたが
白いのはなぜでしょうか

生徒さんの質問

この答えに

色彩は「光」そのものである

アイザック・ニュートン


この言葉ズバリだと思います。

色=光

光をたくさん出すもの、
反射するものは
私たちの目は
「白い」と認識します。

逆に、光を吸収するものは
「黒い」と認識するのです。

石けんの泡は、
とても薄い膜でできていて

表面が非常になめらか。

したがって、
まんべんなく
光を反射するので

私たちの目が「白い」と
認識→脳が判断しているわけですね。

いつでも白い泡の色の謎。

次回は、「石けんの泡ってなに?」
という質問にお答えします。